すべての料飲部門のマネジメントをしてきた経験を、
メニュー開発、店舗開発に活かす
料飲担当
統括部長
田中 一郎
  • 担当店舗 :KPG HOTEL&RESORT
  • 主な仕事 :メニュー開発、新規店舗開発、沖縄・九州店舗のレストランのインスペクション
  • 最終学歴 : 大阪学院大学卒
  • 入社年 : 2015年
  • 年齢 : 55歳
ホテル料飲部門でキャリアを積み、
ふたつのホテルの料飲統括支配人として
カトープレジャーグループへ。

警察官を志し、大学では法学を学んでいたという田中さん。バーでのアルバイトをきっかけに飲食業のおもしろさに惹かれ、ホテルのバーテンダーとしてキャリアをスタートします。その後、中華やフレンチ、和食などホテル内のすべての料飲部門でマネージャーとして勤務。その経験を買われ、Kafuu Resort Fuchaku CONDO・HOTEL、OKINAWA GRAND MER RESORTの料飲統括支配人として入社しました。「シティホテルでの経験が、マナー研修をはじめ、スタッフ教育に役立っています」。

料理人にいい仕事をさせるのがマネージャーの腕。
かつての上司の言葉を胸にメニュー開発に挑む。

「若い頃は、料理長とよくケンカをしました。僕はマネージャーとして対等に話したいんですけれど、料理長からしてみれば『料理のことも知らないのに勝手なことを』というわけです。そんなとき、当時の上司にいわれたんです。『料理長に自分が思う料理を作らせたら勝ち。相手によってやり方を変えないと』。それが考え方を変えるきっかけになりました」。現在は沖縄・九州地区の料飲担当統括部長として、「琉球BBQ Blue」、伊王島「i+Land nagasaki」、「唐津 網元の宿 汐湯凪の音」などのメニュー開発・メニュー再考に取り組んでいます。

自ら見本を見せ、対話し、道を示す。
スタッフには料理に対する感性を磨いてほしい。

「やってみせ、いって聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ」を信条に、スタッフ教育をおこなってきた田中さん。「今いるスタッフには、しっかりスキルアップして、いずれは私の仕事を引き継いでもらいたいと考えています。そのためにも、料理に対する感性を磨き、現在のトレンドやお客様のニーズを踏まえた店舗づくりができるように指導しています。たとえば、他店で食事をするときには、同じ素材でどんな料理を出せるか、オペレーションはどうなっているのかなど、学べることはたくさんあります。そういう視点をいつも、持っていてほしいと思っています」。

WORKS SCHEDULE
  • 10:00
    出社

    沖縄クラスターオフィス出社後、各種メールチェックおよび返信業務。

  • 10:30
    朝礼

    沖縄事業所の朝礼に参加。両店舗のご予約の確認と情報共有。

  • 11:00
    社外ミーティング

    i+Land nagasaki会議にTVにて参加。プロジェクトの進捗確認。

  • 12:00
    昼食

  • 13:00
    KafuuResortFuchakuCONDO・HOTELへ移動

    各レストランの状況目視、各マネージャーへ売上状況をヒアリング。

  • 15:00
    社内ミーティング

    安全衛生委員会メンバーとキッチン・インスペクション(調理場衛星確認)。

  • 16:30
    OKINAWA GRAND MER RESORTへ移動

    キッチン・インスペクション。

  • 17:00
    社内ミーティング

    レストランマネージャーおよび料理長と新メニュー開発ミーティング。メニュー試作の確認。

  • 18:00
    社内ミーティング

    実際にレストランで食事をおこない、料理のクオリティおよびサービスのチェック。

  • 20:00
    退社

※掲載内容は2018年4月取材時のものです