2017年６月から新卒・中途採用者研修の講師をされている牛居さん。店内での様々なオペレーションを指導する立場で、伝えることの難しさに直面しています。「新卒と中途の違いはもちろん、人によってそれぞれ感じ方が異なりますので、相手の目を見て的確に伝えることを心がけております。研修で担当したスタッフが店舗で頑張っている姿を見ると嬉しいですね」。牛居さんが大切にしていることは個々に対する親身な対応です。お客様にはもちろん、スタッフに対するホスピタリティも心がけています。

入社後は約２年半に渡って『つるとんたん』での勤務が続いた牛居さん。忙しい日々の業務のなかでも、お客様への声かけなどコミュニケーションを大切に接客をしております。挫けそうなときに支えとなったのが、お客様からのメッセージでした。「韓国からお越しになられたお客様が、韓国紙幣を私にサッと渡されて。何だろうと裏を拝見すると、私の似顔絵と“ありがとう”のメッセージが書かれていたんです」。お客様と心がつながるそんな瞬間は、牛居さんにとって次へのモチベーションとなり、きっとそのお客様にとっても素敵な思い出になったことでしょう。

「学生時代に訪れた海外で、偶然入ったレストラン。店員さんの接客が印象的で、旅の素敵な思い出になりました。私もご来店いただいたお客様の思い出となるような何かを提供できたらと考えたのが、接客業を目指したキッカケです」。接客業を中心に就職活動をした牛居さんは、会社説明会と面接で印象に残る出会いをしました。「会社説明会のアンケートで記載した名前を見て、『珍しい名前だね』と声をかけてくれたのがカトープレジャーグループでした。その後の面接では名前で呼んでいただいて、一個人として真摯に対応していただいたのが嬉しかったです」。