応募者の心に寄り添う採用担当
ホテル一筋のホテルウーマン。
東京の大学を卒業後、ホテルチェーンに就職し、高級ショップやベル、レセプションなどを担当。2年後には新しくオープンしたホテルでコンシェルジュとして活躍するようになったキャリアを持つ土屋さん。約10年後、子どもが2歳になったのを機に転職し、広報や人事、総務、経理など、いわゆる管理部門でスタッフを支える立場になりました。そして昨年、知人の紹介でKPG LUXURY HOTELSに入社。採用担当として、求人広告、会社説明会の運営、面接から採用後の研修、労務環境の改善にも力を注いでいます。
共感しながら、応募者の背景を聞き出していく。
現在は、スモールラグジュアリーリゾート、ふふシリーズの採用がメイン業務。「『お客様一人ひとりに寄り添った接客をしたい』、そういって応募してくださる方が多いですね。小さいホテルだからこそ、流れ作業ではなくお客様に向き合う丁寧な接客ができる。それが魅力なのかもしれません。面接では、世間話をたっぷりしてリラックスしてもらい、その方のバックボーンまでしっかり聞くようにしています。その方らしい接客スタイルをイメージしたりして」。
いつもの顔が出迎える安心感をお客様に。
「リピートしてくださるお客様は、スタッフとの温かい心の交流を求められています。同じスタッフがにこやかに迎えてくれる安心感って、大切だと思うんですよ」。だからこそ土屋さんは、採用後のフォローにも心を砕いてきたと話します。「新入社員だけでなく、最近ちょっと様子が暗いとか、辛そうだという話を聞くと、現地に行って声をかけたり、面談したりしています。女性は特に家庭の事情に左右されやすいですけれど、元気に働き続けてほしいんですよ。そのためにも、今まで以上に働き続けやすい職場にしていきたいですね」。
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09:00デスクワーク
朝の日課は、メールと求人媒体のチェックから。「河口湖ふふ」の会社説明会の準備を整える。
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10:00TV会議
社長のスケジュールと調整し、TV会議で意思疎通をはかっている。
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11:00移動/「河口湖ふふ」へ
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13:00会社説明会
プロモーションビデオを見せながら会社を紹介したり、現地を案内したり。できるだけ自分の言葉で話すようにしているという。
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17:00移動/熱海の事務所へ
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18:00デスクワーク
メールチェックや採用者からの問い合わせ対応をおこなう。外に出ていることが多いので、事務処理などはまとめて片付けている。